西村 恭子

にしむら  きょうこ

1941 山口県長門市油谷町生まれ
1998 押し花を始め、ふしぎな花倶楽部のインストラクター取得
2003 あとりえ野の花 開設
2004 宇野千代賞受賞
「創造展コンテスト」では、
第1回入選、第2回特選、第3・4回入選、第5回特選。
2005年転倒が原因で右腕神経麻痺になる。以来不慣れな左手も使い、
花と女性を組み合わせた女性がテーマの作品を作り続けている。
2008年、半生を綴った「人生いつも今が旬」を発行。 特技のフラダンス、ウクレレでコンサートも開く。

押し花に出合って. . .
十数年前の旅行で訪れた湯布院で、初めて額に飾られた押し花に出合う。
それは、押し花を絵としてとらえた作品で心に響く感動があり、早速、教室に入ってしまった。
花が大好きで山間部に生活している私にとって、野の花は自然からの贈り物である。
元来、私はイラストが好き、花が好き。それらを組み合わせることで、女性をテーマにしたオリジナル作品を作り始めた。
押し花を変えることによって、女性の表情も微妙に変わってくる。これまでに百点以上の女性が生まれた。
私の指先から生まれてくる彼女たちは、皆私の分身。今では私の生きがいとなっている。
幸せなことに、地元をはじめ、各地で作品展を開く機会を与えて頂いている。
道端の草花に足を止め、その景色に感動し、それを押し花にする楽しさ。
いつまでもときめきを忘れず、この世界にどっぷりと浸っていたい私である。

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